はじまりは岡垣町
福岡と北九州の間に位置する人口わずか3万人の町にある、小さな小さな「ぶどうの樹」。
この場所にわざわざお越しいただいたお客様に、ここにしかない、ここだけの商品をお届けしたい、そんな思いから、自分たちの満足できるものを、自分たちの手で少しずつ作り始めたことから、 私たちの‘もの作り’は始まりました。
最初はぶどうがなる季節に実を搾って、来て下さったお客様にジュースをお出しすることから始まり、次には出来るだけ身体にやさしい添加物の少ないソーセージを作ってみたり、天然酵母の美味いパンを作ってみたり、そしてそして今ではまだそんなに量は多くはありませんが、大地の恵みを材料に色々なものを作るようになりました。
そこに共通するのは、地域で採れる旬の食材を使い、お客様に安心して召し上がって頂きたいという事。
そしてそれがお客様にお喜び頂けるのならば、それはいかなるものにも変えがたい私たちの幸せなのです。
工房のご紹介
ソーセージ工房
朝早くから白い煙がのぼるソーセージ工房。
サツマイモとお茶の成分、カテキンをたっぷり食べて育った鹿児島産の茶美豚(チャーミートン)を使い、ハム・ソーセージを手作りしています。
ひとつひとつ丁寧に手作りし、食欲を誘うスモークの香りと、熟成して引き出された肉本来の旨味を生かすため、添加物は最小限に抑えています。
そして、たっぷりの愛情もプラス。
五感と自分の目で確かめながら、安心して召し上がっていただけるような商品づくりに日々励んでいます。
ぶどうの樹スモークがドイツIFFA2019にて金メダル&銀メダルを受賞
パン工房
天然酵母を使い、ゆっくり時間をかけてパン作りをしています。
材料には福岡県内産の小麦粉を使い、あんこやペーストなどの中身の具材も手間を惜しまず一つ一つ手作り。
天然酵母パンのやさしい香りは老若男女を問わず、人を幸せな気持ちにしてくれるもの、そんな信条を胸に、これからも体にも心にもやさしいパン作りを大切にしていきたいと 思っています。
今回このパン工房から、新商品‘おからクッキー’が生まれました。
菓子工房
岡垣町は少量多品種のムラ。イチジクやビワなどいろいろな種類の果物が採れます。
大地に育まれた旬の野菜は、果物に負けないくらいの甘みをもつもの。
私達はそんな素材の良さを生かした素朴で健康的なお菓子づくりを大切にしていきたいと思います。
旬の味わい生かした、自然な甘みの野菜ケーキなど、野菜嫌いなお子様でも喜んで食べられるようなお菓子作りにも励んでいます。
豆腐工房
隣町の宗像大豆80%、北海道大豆20%を使用し、豆の甘みと香りをしっかり感じられる豆腐を手作りしています。
豆腐は、豆乳ににがりを混ぜる工程で豆腐の甘みや硬さが変化してくるので、日々より美味しい豆腐を求め、勉強を重ねています。
惣菜工房
地元岡垣産の季節の野菜を使い、化学調味料を一切使わず、天然だしや自然素材の調味料を使って、レストランのお惣菜を手作りしています。
農家さんが大切に育ててくれた野菜たちが、美味しい料理になってお客様の口まで届くよう、自分たちにできることを模索しながら、日々励んでいます。
地元の野菜を使った新商品の‘野菜がおいしくなるドレッシング’も惣菜工房から生まれました